ウイスキー好きの"今夜も飲む!"

ウイスキーとその蒸溜所を愛し、年間10回以上蒸溜所を訪問。ウイスキーの良さと蒸溜所見学の楽しさを皆様に知っていただきたいと思います。2019年、ウイスキー文化研究所認定ウイスキープロフェッショナル取得。

タグ:ジャパニーズ

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☆Single Cask 駒ヶ岳 
 MINAMISHINSHU BEER
 IPA CASK FINISH
 Distilled 2016.2-3 Bottled 2019.10
 度数:59%
 樽種:Bourbon Barrel
(フィニッシュ:IPA CASK)

(状態) 残量:80%程度/蒸溜所にて

(テイスティング)
香り:
かなり明確にホップのアロマ、ボタニカルな風味を伴うビター、レモンピール、柔らかめなウッディ、甘さを伴うエステリー、僅かにトロピカルフルーツのスイート感もある。経時的にホップの風味はこなれてゆく印象。アルコール感はやや刺激的。

味:
口に含んだ瞬間からIPAらしいホップとボタニカルなビター感が入り混じる。続けてタンニン、松ヤニを思わせるオイリー、モルトの香ばしさ。中盤からはマンゴー等のトロピカルフルーツも感じられる。経時的にオレンジのシトラスフレーバーやバニラも現れる。
フィニッシュはほろ苦いビター感とボタニカルのアロマ、トロピカルのフレーバー、少しクリーミーな穀物感が中くらいに続く。全体を通して多少のニューポット感も感じられるが、ホップの風味とビターが上手に覆い隠している印象。余韻はドライ。

感想:
最初はホップの香りに圧倒されるが、時間を掛けることで様々な香りが開き、驚くほど楽しめる。熟成年数なりの若さも内包していると思われるが、ホップの風味とビターテイストが絶妙にカバーしており、そのためか若いながらもバーボンカスク由来と思わしきトロピカルのニュアンスが出現。ボタニカルな風味と相まって美味しく仕上がっている印象。ただ、アルコール感はキツめ。尚、加水には耐えられず、ビターな部分だけが強調されてしまう。

評価: 3~4(日飲みできる~ゆっくり楽しめるレベル)

コスパ:やや高額だが納得

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今年の初めにマルス信州蒸溜所ショップ限定で発売されたボトル。

先日、越県が可能になったタイミングに訪問したマルス信州蒸溜所で久々に味わってきました。

フィニッシュに使用されているのは、同敷地内にて操業しているクラフトブリュワリー:南信州ビールのIPAを仕込んでいた樽。フィニッシュの期間は、記憶が確かなら数か月単位で行ったとのことなので、メインの熟成樽であるバーボンバレルにて約6年熟成されていたと考えられます。尚、IPAカスクに入っていたIPAは樽詰め時にホップを相当量追加した物だったらしく、その樽でフィニッシュした結果、スタッフの方々も驚くほどのホップ風味のウイスキーになったとのこと。

実際最初に飲んだ時はその鮮烈なまでのホップの香りに圧倒されました。が、しかし、香りが飛ぶのか自分が香りに慣れるのか、経時的にどんどんホップが気にならなくなり、それどころかバーボンバレル由来と思わしきトロピカルフレーバーが現れ、一気に味わい豊かに変貌。ホップからくるボタニカルな風味やビター感と相まって非常に楽しめる一本でした。

尚、使用されているモルトは3.5ppmのライトリーピーテッドタイプ。…ですが実際の味わいや香りにそれが反映されている雰囲気は殆どなく、言われなければわからないレベルだったように思います。また、原酒の若さからくるニューポット感も多少感じられるものの、気になりそうな部分はすべからくホップがカバーしてくれている印象でした。正直、結構良い感じの出来かと思います。

マルス信州蒸溜所と南信州ビールはお互いに別会社でありながら同敷地内で操業。マルス信州を所有している本坊酒造が南信州ビールの出資者のひとつだったり、前蒸溜所所長の竹平さんが現南信州ビール常務だったりと、いろいろと深い繋がりを持つ企業だったりします。
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今回の駒ヶ岳IPAカスクフィニッシュは、まさにその繋がりが生んだ逸品。コラボレーション商品なわけです。そして勿論、南信州ビールからは逆バージョンともいえる「南信州ビールIPA 駒ヶ岳カスク」がリリースされており、こちらも味わい豊かで美味しい仕上がりとなっています。機会があったら是非お試しあれ。

尚、マルス信州蒸溜所では南信州ビールの樽を使用した製品の開発を、今後も随時行っていく予定とのことです。次なるリリースが待ち遠しいですね。

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☆津貫ニューメイク 931DAYS
 Yakushima Aging Peat:3.5ppm
 Distilled:2017.02 Bottled:2019.10
 度数:60%
 樽種:Burbon Barrel
(状態) 開封後5ヶ月/残量:70%程度/自宅

(テイスティング)
香り:
やや酸味の際立つニューポッティな香り、やや強めのアルコール感、ミカンジュース、カボスや柚子を思わせる青々とした柑橘、ややしっかりとした木材、クリーミーな穀物のニュアンス、僅かにスパイシー。

味:
かなり棘のあるアタックとドライなモルトの風味、柑橘のピールを思わせるビターな果実味、しっかりと主張のあるウッディ、僅かにファッティな部分もある。フィニッシュは短く、強めのウッディと独特な酸味、穀物の香りが残る。

感想:
口当たりは相当に若々しく、刺激的。一方で青々とした柑橘のニュアンスが非常に顕著に現れており、決して飲みやすくはないものの面白さはある。加水しても荒々しさは残るが、よりカボスや柚子のような青い柑橘系の風味が強調される。

評価:なし(ニューメイクのため)

コスパ:なし(イベント用のため)

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2017年以降、毎年11月に開催されている本坊酒造株式会社主催のマルス津貫蒸溜所祭り。

津貫蒸溜所の周年祝いとして催されるこのイベントは、同時にファン感謝祭といった趣向も併せ持ち、毎年多くの参加者で賑わいます。

そんな津貫蒸溜所祭り限定で販売されるのが、500mlのボトルに詰められた津貫ニューメイクシリーズです。このボトルは、未だシングルモルトの発売されていない津貫の原酒の味わいを、いち早くマルスウイスキーファンに味わって欲しいという本坊酒造の方々の好意であると同時に、津貫原酒の方向性を一般のウイスキーファンが体感できる数少ない機会のひとつでもあります。

2018年までは津貫製造のニューポットを津貫蒸溜所の熟成庫で熟成した純津貫製のニューメイク(未だ3年の熟成期間を経ていないもの)をボトリングしていましたが、2019年は過去2回とは趣向を変え、津貫製造のニューポットを信州および屋久島の熟成庫にて熟成した、所謂「信州エージング」と「屋久島エージング」のリリースとなりました。

本ボトルはその1本、「屋久島エージング」です。

屋久島エージングはフェノール値:3.5ppmのライトリーピーテッド麦芽で仕込まれた原酒。熟成期間は3年に僅かに届かぬ931日です。

やはり熟成途中のニューメイクということだけあって、ニューポットのニュアンスが全面に現れたテイストで、アルコール度数もバレルエントリーから殆ど変わらない(マルスは基本的に60%で樽詰め)60%である為に非常に刺激の強い口当たりです。

その一方でウイスキーとしての味わいも、しっかりと付き始めている印象。とりわけ駒ヶ岳(信州蒸溜所原酒)の屋久島エージングのものに共通して現れている「青っぽい柑橘」の要素が同様に現れていました。

また、温暖な気候が影響してか樽のウッディさが非常に強く出ており、スパイシーさと相まって結構刺激的。津貫原酒の目指す「深みとエネルギッシュさ」といったニュアンスはこのウッディさとニューポットのアルコール感に紛れ、判然としない印象でした。

ともあれ、そのあたりは熟成を重ねていくことで改善が期待できる部分。今後、熟成年数に従って順にこなれてくるのではないかと思います。これからのリリースに期待ですね。

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☆Single Malt 駒ヶ岳 Yakushima Aging 
 Bottled in 2020

 度数:53%
(状態) 開封直後/残量:90%程度/自宅

(テイスティング)
香り:
すだちの皮、スポンジケーキのような甘さを伴う香ばしさ、清涼感を伴うハーブオイル、ウッディ、オレンジピール、仄かにスモーキー。

味:
序盤はバニラ・バナナ等を思わせるしっかりとした甘みと、ドライなウッディ。中盤からは青みと酸味を伴う柑橘が加わる。終盤にかけて穀物様の香ばしさ、オイリー、灰汁っぽさとスモーキーさを感じる。アルコールの刺激はやや強め。フィニッシュはビターでドライ。さっぱりとした印象。

感想:
全体的にシンプル。特に余韻はかなりあっさりしている。また、若く荒っぽい部分も相当に感じられたが、その中にも屋久島エイジングらしい青っぽい柑橘、バーボンカスク由来らしいフレーバーをしっかり感じることができる。加水にもそれなりに耐える印象。

評価: 
2(飲めないことはないレベル)~ 3(可も不可もなし)

コスパ:やや悪い

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マルスウイスキー(本坊酒造)より年に1回のペースでリリースされている、シングルモルト駒ヶ岳・屋久島エージングシリーズ。このボトルは先日発売となったシリーズ第3弾です。

屋久島エージングは、マルス信州蒸溜所で造られた原酒を、遠く屋久島の専用熟成庫(エージングセラー)まで運んで熟成させた原酒で構成されているシリーズで、第1弾がバーボンカスク、第2弾がシェリーカスクをそれぞれ主体としたバッティングでした。

今回は再びバーボンカスク原酒、それもノンピートのものが主体だそう。しかしながら、スパイス的にピートタイプ原酒もある程度加えられているようで、全体を纏める良いアクセントとして感じられました。

一方で、やはり酒齢が若いことから荒々しさはかなり残っている印象。まだまだ道半ばといった印象です。

とはいえ、屋久島エージングセラーは2016年に建設されたばかり。ここで眠る原酒がその真価を発揮するのは、まだもう少し先のことでしょう。

尚、屋久島では信州原酒の他に津貫蒸溜所の原酒も熟成中。こちらのボトリングも待たれるところです。

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☆Single Cask 駒ヶ岳 AGED 6 YEARS
 Distilled 2013.3 Bottled 2019.10
 度数:59%
 樽種:Madeira Cask
(状態) 開封直後/残量:90%程度/自宅

(テイスティング)
香り:
リンゴジャム、レーズンバター、カラメル、仄かにカカオ、梅酒、バゲッドやラスクのような香ばしさ。

味:
序盤からしっかりとしたオーク様のウッディさ、タンニンが感じられる。スイートで、ボディもそれなりにしっかりした印象。中盤にはカスタードクリーム、または卵成分の多いプリン。濃厚なベリーのソース。終盤にかけてレーズン等のドライフルーツ、プルーンのジャム、僅かに硫黄っぽさも感じる。少々灰っぽいピーティさも。フィニッシュはハイカカオチョコのようなビターと控えめなスモークが長く続く。後味でやや強いエグみが残る。

感想:
樽由来の比較的しっかりとしたウッディと、フォーティファイドワイン樽らしいベリーとドライフルーツ感、およびカスタードクリームを思わせるクリーム感に控えめなピートが程良いスパイスとなって、重層感のある、なかなか楽しめる味わいに纏まっている。若干のエグみが気になるところだが、問題になる程ではない。加水すると、ややドライな方向にシフトする。


評価: 4(ゆっくり楽しめる)~
5(非常に美味しい)

コスパ:値段相応
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この春先に発売された駒ヶ岳のシングルカスクエディションの1本。もう1本は91年ヴィンテージの28年物でした。

この新旧合わせたシングルカスクリリースは昨年同時期にも行われています。折しもそれは日本におけるウイスキー・スピリッツを対象とした初のコンペティション、TWSCの開催に合わせた形となりました。結果は、見事に2本とも最高金賞を獲得。

そして今年もやはりTWSCを見据えたリリース。が、残念ながら開催は5月に先送りに。ジャッジは先のお楽しみ。

さて肝心な味わいの方はというと、やはりコンペの出品を前提としたであろうセレクトなだけあって、多少のエグみを伴いながらも重層感のある、非常に楽しめる味わいとなっていました。尚、マデイラカスク単体でのリリースは(おそらく)今回が初。

正直、信州蒸溜所のメインとされるバーボンカスク、ないし最近リリースの多い新樽熟成の原酒に比べると、シェリーカスクはじめ、ワイン系カスクの原酒に関しては少々期待値が…というのが従来の感想でした。が、このボトルはそんな心配を見事に払拭してくれる出来でした。

正直、これはなかなか良いな、と。


個人的に信州の原酒は概ね6年以上の熟成でポテンシャルを発揮してくる印象。特に近年リリースのボトルでは「マルスモルト ル・パピヨン ギフチョウ」にて、それを実感しました。

本ボトルのヴィンテージは2013年。この年はマルス信州蒸溜所が2011年に復活して以降、原酒製造の方向性が定まり、いよいよ本格的・安定的にウイスキー製造に着手しはじめた時期と聞きます。尚、2013年以降は製造量的にも増産の方向にシフトおり、貯蔵されている原酒の量的にも余裕の出始めるヴィンテージかと思われます。
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さて、自分の考察が正しければ、今後、再稼働後の原酒で熟成期間6年以上の、品質的にも比較的安定した、美味しいウイスキーが登場する機会が増えると勝手に予想。今後に期待が膨らむところです。

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日本一小さな蒸溜所である長濱蒸溜所。ここではそのサイズ感ならではとも言えるイベントを開催している。それが「長濱蒸溜所 蒸溜体験ツアー」である。
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これは所謂ウイスキーファン向けのウイスキー製造体験会であり、1泊2日の日程でウイスキーの製造プロセスを実地体験できるプログラムとなっている。

ここまで聞くと、ニッカが余市・宮城峡各蒸溜所で開催している「マイウイスキーづくり」と差して変わらないように思えるが、実際は、こちらの「蒸溜体験ツアー」のほうがディープでマニアックだ。

どの辺がディープかというと、具体的には本当に製造作業を自分の手で行うというところだ。
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「え、ニッカも実際の作業を体験できるじゃん!」という意見が飛んできそうなところである。確かにニッカの開催するマイウイスキーづくりも製造作業の体験はある。しかしそれはあくまで製造工程の一部を切り取って、イベント用に行う「体験」であって、実際の業務と細部が異なっている。

一方、長濱の蒸溜体験は本当にウイスキー製造を体験できる。マッシュタンからドラフを掻き出して袋に詰め、スチル・冷却器を掃除してモロミを張り…と、もう殆ど労働と同じ状況だ。

2日にわたって汗をかきつつ、筋肉痛になりつつ作業を体験する。人によってはバイト代を請求したいと思うかもしれない。
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しかし、本当に製造現場の空気を知るためにはこれ以上の体験プログラムは無いだろう。なにせモルトの粉砕、ウォッシュバックへの酵母の投入、スチルへの火入れ、ローワインのアルコール度数測定、ニューポットのバレルエントリーに至るまで、本当に殆ど全ての工程を体験できるのだから。
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これは流石にニッカでも真似できない。この日本一小さな規模だからこそ、できることなのだ。

惜しむらくは、実際のウェアハウスを見ることができないという所だろうか。しかし、それすら霞むぐらいに、この蒸溜体験は楽しい。
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参加人数も最大6人に抑えられているため、暇を持て余すこともほぼない。また、質問も聞き放題だ。

また、ここはレストラン併設であるため、1日目の昼・夜、2日目の昼と、食事が提供される。特に1日目の夕食は懇親会を兼ねた宴会となっており、参加者同士またはスタッフの方々とビールやウイスキーを片手に談笑しながら豪華なメニューを楽しめる。
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スタッフの方々からは、ちょっとした裏話や立ち上げ当初の苦労話、こぼれ話も聞けたり…。

他にもお楽しみポイントはいっぱいあるのだが…、この先は実際に参加し、ご自身で体験していただきたいと思う。

応募は公式サイト「https://www.romanbeer.com/nagahama-distillery/tour/」より可能。参加費は宿泊費および2食+宴会、ニューポット(ハンドフィル!)やグラス等のプレゼントを含めて44000円(税込)となっている。
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値段としては決してリーズナブルではないが、得られるものは相当に大きい。そして楽しい。

ウイスキーファンを自称するならば、是非1度はご参加いただきたいと思う。

〇 ライトで飲みやすい味わいの駒ヶ岳。
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☆駒ヶ岳 KOMAGATAKE Limited Edition 2019
 Single Malt Japanese Whisky
 Non-Cill Filtered
 度数:48%

(状態) 開封直後/残量:90%程度/自宅保管

(テイスティング)
香り:
ピノー・デ・シャラントのような濃密な甘い香り、アンズ、リンゴ、新品のレザー生地、紅葉の森林を感じさせる湿ったウッディ、薄っすらとシナモンやナツメグも香る。奥行きはそこまで無いが、スイートでやさしく好印象。スワリングするとミントのような青い香りが立つ。乳酸っぽい酸味もある。

味:
やや強めな渋み、ほんのりと甘く、やや単調な雰囲気。序盤~中盤では焼き菓子、リンゴの皮、レザーの香り。最後に少々モルトの香ばしさを感じる。
フィニッシュは中程度であっさり軽め。余韻ではリンゴや和梨の後味を思わせる風味。加水でビター、モルティ、酸味が現れるがボディは折れてしまう。加水には耐えられない様子。

感想:
ライトかつシンプル。香りでは特にトップノートで甘く濃密な印象。次第にシナモンやナツメグといったスパイス、晩秋の森の香りといった要素も現れ、なかなか良い印象。
一方で味わいの方は、やや単調。甘さやコクといった要素は非常にライトで控えめ。ウッディな渋みが目立つ印象。香りの期待からは少々ハズれる印象だった。ただ、特にネガティブな要素は感じられず、日常で飲む分には差し支えないかと思う。また、ややハイプルーフな設定であるものの、加水ではあまり伸びず。ロックやハイボールよりもストレートが推奨される印象。もう少しリーズナブルならば…。

評価: 3 (可も不可もなし/日飲みできるレベル)

コスパ:やや悪い

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マルスウイスキー(本坊酒造)より年に1回リリースされるシングルモルト駒ヶ岳のイヤーリミテッドエディション。その2019年版のボトルです。

裏ラベルおよび既出の情報によると、信州蒸留所のバーボンカスク原酒を中心にバッティングしたものだそう。

香りではバーボンカスク由来らしい、スイートなフルーツ&オリエンタルスパイスが存在。かなり濃密な甘いニュアンスを感じたものの、味わいではもう一つ。加水にも弱く、ハイボールだとちょっと物足りない感じ。一方で棘の少なくスイート方面な味わいはビギナー含め万人に向く、無難な味わいといった印象です。

使用されている原酒は勿論、マルス信州蒸溜所のもの。マルス信州蒸溜所の原酒はバーボンバレル熟成主体で、実際の酒質もバーボンバレルとの相性が最も良いとのこと。今回のリミテッドエディション2019は若々しいながらも、信州原酒の“良さ”をそれなりに体現できているような気がします。ただ、如何せん熟成年数が足りないようで、味わいの厚みには欠けている様子。今後のリリースで味わいが如何に深化するか、注目していきたいと思います。

2018年より続くこのリミテッドエディションは今後の定番リリースの布石の一つ。原酒の供給・品質が安定すれば、待望の定番品「シングルモルト駒ヶ岳」がリリースされることでしょう。

それまでは首をながーくして待つしかないですね。

〇 成長を見せた信州の原酒。ウッディな味わいが好印象な1本。
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☆MARSMALT Le Papillon ギフチョウ
 Single Cask Single Malt Japanese Whisky
 Distilled and Matured at Mars Shinshu Distillery
 Distilled:Jan.2013  Botteled:Apr.2019
 度数:58%、
 樽種:アメリカンホワイトオーク(新樽)


(状態) 開封直後/残量:90%程度/自宅保管

(テイスティング)
香り:
プラム、カカオやエスプレッソに近いほろ苦さ、湿り気のある木材のウッディネス、木酢や柿渋、過熟のリンゴ、クローブ、鰹出汁を思わせるニュアンスも。まだ若々しいニューポット感も残っている。

味:
オーク材のウッディで芳醇な香り、控えめで上品な甘さ、樽熟の梅酒または完熟のプラム、ハイカカオのビターチョコレート、クローブやオールスパイスのような甘くウッディなスパイス香、終盤で少々アルコール刺激があるが、度数ほどではない印象。もみ殻のような香ばしさ、梅の種の部分のような青っぽさも感じられる。フィニッシュはやや短めで穏やか。ミドルボディ程度ながら、熟成感も感じられる。

感想:
香りではやはりニューポット感が否めないものの、全体的にウッディで上品な印象。カカオのような香ばしさとともに、クローブを思わせるスイートなスパイスが心地よく、しつこい甘さや強すぎるビターも無く、予想以上に楽しめる味わい。加水でややボディ感が崩れる印象だが、ウッディな香りがよく広がる。6年熟成ながら、決して悪くはない完成度。

評価:4(美味しく感じる/ゆっくり楽しめるレベル)

コスパ:やや悪い

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マルスウイスキーのシングルカスク限定ブランドであるル・パピヨン。

ラベルに信州の野山に生息する蝶を描き、2016年よりリリース開始。第1弾はオオルリシジミ(アメリカンホワイトオーク新樽、4年熟成)、今作のギフチョウは第7弾にあたります。

原酒はライトリーピーテッドタイプで、樽はアメリカンホワイトオーク新樽。熟成期間は6年となっています。


本シリーズでリリースされる原酒は、現在のところ基本的に2011年の再稼働後の原酒に限られており、どれも若々しいニューポットの印象が強いことが特徴。シングルカスク故希少性は高いものの、ニューポットの刺々しさが先行し、シンプルに味を楽しむには少々難があるイメージでした。

一方で、シリーズを重ねるにつれて熟成期間が長いものがリリースされるようになり、信州蒸溜所の原酒の成長を体感できる、一種の物差しとしても楽しむことができるという、マニアには堪らないシリーズでもあります。ただ、アウトターンの少なさや価格設定の高さからなかなか入手が難しく、またバーでも遭遇の機会に恵まれない(特に首都圏以外)ことが少々難点ではあります。

さて今作ギフチョウですが、シリーズとしては最長熟成の6年物(信州の貯蔵庫で熟成)。前々作のミヤマカラスアゲハ(信州4年熟成原酒)が比較的ニューポット感が強く、若々しい印象だったのに対して、今作ではしっかりと熟成感を感じられ、最初に飲んだ時は予想以上に良い出来だったことにかなり驚いた記憶があります。
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今回改めてテイスティングしましたが、やはりこれまでで一番飲みやすく、樽感・酒質ともに纏まってきているなーという印象。たった2年の熟成期間の違いで(勿論他の要素も多分にあるとは思うが)これ程までに変わるものかと感心した次第です。

私感ですが、再稼働後のマルス信州の原酒は、最初のピークが10年前後に来るのではないかと勝手に予想。ニューポットの棘が取れ、ウッディなニュアンスと良い釣り合いが取れるのではないかと考えています。
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ともあれ、今後の信州蒸溜所原酒の成長に大いに期待をさせてくれる良ボトルでした。

〇  重層なオークとベリー、フルボディの羽生シングルモルト
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☆Ichiro's Malt AGED 20 YEARS Cask Strength
 from the Hanyu distillery
 度数:57.5%

(状態)
開封直後/バー飲み

(テイスティング)
香り:
上品なウッディとピーティ。ビターで奥行きを感じる印象。次第にフランボワーズやストロベリーを感じさせるフルーティ、高級家具屋を思わせるオーク、もしくは香木。時間経過とともにモルティやバニラ、キャラメルのような香りも現れる。まだまだ開いていない印象。

味:
赤ワインのようなタンニン、ハイカカオチョコレートのようなビター、樽由来のウッディさを感じる。最初は甘さよりもビター感が強い印象。重層的でフルボディ。次第にベリーやカラメルソースのようなニュアンスもある。余韻はしっかり長めで、上品なウッディとビター、ほのかなピートが最後までじわじわと続く。時間経過でスイート感やバニラ、フルーツが開いてくる。アルコール度数のわりにピリピリしない。

感想:
最初はビターが強く、ドライで少し難しい印象だが、時間経過で徐々にキャラクターが現れてくる。重層感や上品な旨味、タンニンを感じ、フルボディのカベルネ・ソーヴィニヨンのようなリッチな味わい。ビター感はカカオの強いチョコレートを思わせる。さすがの風格というか、ちょっと他で味わったことのない樽感。加水や時間経過で表情が変わるのでゆっくりしっかり楽しめる。さらに開いたら一体どんな味わいになるのだろうか…興味をそそられる。

評価: 5 (非常に美味しい/特別な時に飲みたいレベル)

コスパ:高いが納得


はい。どえらい代物を賞味致しました。高いとはいえ、払える額で飲めたのはなんと僥倖なことか!

もっと舌が肥えていたなら、もっと香りが拾えたなら、もっと気の利いた感想を書けたなら… とまあ悔やんでも仕方なし、現状でもしっかり楽しめたわけなので後悔しちゃいけません。

さて、イチローズモルトのシングルモルト20年(羽生モルト原酒)としてはセカンドリリースとなるこのボトル(ファーストリリースは46%加水)。メインの樽はシェリーだそうですが、香木のような香りも感じられ、もしかするとミズナラ樽も入ってるのかな~…などと分かりもせず推測してみたり。ボトルがボトル故、バイアスを掛けずに味わうことに相当苦慮致しました(汗

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もう既に10年も昔のボトルなんですね…

先日イチローズモルトカードシリーズセットが香港のオークションで1億で落札されたことは有名なお話ですが、このボトルもこのボトルで市井に出たらいったいいくらになるのやら…なんていう邪な考えはさておき、大変貴重なボトルであり、しかも口開けで味わえるというこれまた僥倖かつド貴重な体験をさせていだいたわけです。ホント感謝ですよ。

自身のテイスティング術と語彙力の拙さ故にその魅力をきっちり書き表わせないのが癪ですが、まず第一印象ではビター以外に上手く拾うことができず、かなり難しい印象を受けました。が、時間を掛けてゆっくり探ってゆくとベリーやカカオといった要素、ビターの中にもボディをしっかり感じ、独特な旨味やとても良い樽感を見つけることができました。それ以上は形容しがたく、重層でリッチであるとしか言いようがない、本当に残念な表現力です(大汗

ただひとつ、これは間違いなく良いお酒(語彙力)!と言って差し支えないでしょう。いやホントに。

今回はバーでのイベントの中で振舞われたため、口開けで既に残り6割程度まで減っており、今後しっかり開くまでそれほど時間が掛からないと思われます。果たして次があるのやら…いや、是非とも開いた状態でもう一度味わってみたい!恐らく、いえ間違いなく相当なポテンシャルを秘めているはず。その機会が巡ってくるよう、心より願うところです。

前回:「蒸溜所への行き方」

前回、サントリー山崎蒸溜所へのアクセスとツアー予約について解説したが、今回は各見学ツアーの具体的な内容や違いについて紹介したいと思う。
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有料の見学ツアーが2種類あることは前回述べた通り。見学費用が1000円で、予約できる時間枠の多いノーマルの見学ツアーと、2000円の「シングルモルト山崎誕生の物語」という上級の見学ツアーがある。
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2つのツアーの大きな違いは試飲メニューにあり、1000円のツアーではシングルモルト山崎ノンエイジとその構成原酒2種(ホワイトオーク樽原酒、ワイン樽原酒)を、2000円のほうではシングルモルト山崎12年と構成原酒3種(ホワイトオーク樽原酒、シェリー樽原酒、ミズナラ樽原酒)をそれぞれ楽しむことができる。
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また、1000円のツアーが試飲以外はずっと立ったままで進行するのに対し、2000円のツアーでは最初にツアー用のホールに案内され、着席しながら蒸溜所紹介の動画を見てから工場見学、さらに戻って今度は山崎12年の紹介動画を見て、それから試飲という流れになっている。
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工場見学の部分に関しては全く同じ順路、基本的に同じ内容となっているが、1000円のツアーが時間的に少々タイトな設定なのに対し、2000円のツアーでは多少余裕のある進行になっており、個人での質問やエリア毎の写真撮影がしやすくなっている。
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この時間的な余裕の差は非常に大きく、1000円のツアーでは説明を細かく聞いていると写真を撮る暇が無く、逆に写真をしっかり撮ろうとすれば説明を聞きそびれてしまいがちだ。その点、2000円のツアーではゆったりと見学を楽しむことができ、値段相応に満足度が上がっている印象だ。

尚、どちらのツアーも原酒は1杯ずつ、製品は2杯ずつ(2杯目は多めの量で)用意され、さらにグラスと氷、炭酸水も配られ、製品2杯目を好みの方法で楽しめるようになっている。ツアー推奨の飲み方はハイボールだが(美味しいハイボールの作り方をレクチャーされる)、ロックでも水割りでもストレートでもどれで楽しんでも良いだろう。また、おつまみとしてナッツやチョコレート等も用意されている。
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1000円もしくは2000円でここまで至れり尽くせりなツアーも珍しいだろう。ただ、1000円のツアーではやはり時間の制限がタイトであり、ゆっくりじっくり楽しむのは少々難しい。一方2000円のツアーでは試飲時間もかなり余裕をもって取られていて、テイスティングアイテムが1種類増えているにも関わらず最後までゆっくり味うことが可能だ。

全体的にみてやはり2000円のツアーのほうが満足度は高めになっている。が、1000円のツアーも決してレベルが低いわけではない。ウイスキー蒸溜所の見学ツアーとしてはどちらも非常に優秀で完成度が高く、十分楽しむことができる。
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たまたま2000円のツアーが予約できれば良し、ダメでも1000円のツアーで基本的な部分は十分に見て回ることができるし、一部の原酒や製品は試飲カウンターでも楽しむことができる。

さてツアーの内容についてはここまで。具体的な内容は是非ご自身で参加し、体験していただきたい。

ウイスキーの蒸溜所は今や日本全国各地に点在している。ここ数年でその数は20を超える勢いであり、半数以上の蒸溜所が一般客に対して設備の見学を実施している状況だ。
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ウイスキーファンの方々の中には、住まいの地域に蒸溜所があるという方もいらっしゃるだろうし、また、旅行に行かれる先が蒸溜所が立地する地域であることも同様に少なくないと思う。ならば、是非とも暇なときに、観光ついでで構わないので蒸溜所に立ち寄って欲しいと思う。

このブログでは自分自身で訪問経験のある蒸溜所に関して、訪問の経路や交通手段、見所や見学のポイント、宿泊や周辺施設の情報までできるだけ幅広く情報を発信したいと思い、「〇〇蒸溜所へ行こう」というシリーズでこれを順番に紹介していきたいと思う。


シリーズ最初は国内第1号蒸溜所で知られるサントリー山崎蒸溜所から始めたいと思う。

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山崎蒸溜所が位置するのは大阪府と京都府の府境「大阪府三島郡 島本町」。最寄り駅は「山崎(JR)」または「大山崎(阪急)」の2つである。
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どちらの駅も大阪、京都から約30分程度で往来できる距離であり、駅からも徒歩で5~10分程度とかなりアクセスの良好な立地である。行き方に困ることはないだろう。

また、蒸溜所敷地内に一般客用駐車場の用意が無いため、訪問の際には電車+徒歩での移動が基本となる(駐輪場も無し)。また、当然ながら運転する予定があってのウイスキー試飲はご法度なので、蒸溜所を満喫するためにもできるだけ公共交通機関のみを利用して向かって欲しい。

さて、蒸溜所に向かう前に一つ注意して頂きたいことがある。それは山崎蒸溜所が見学コースも見学無しで立ち入る場合にも必ず事前予約が必要であるということである。予約は山崎蒸溜所公式ウェブサイトか電話(番号は公式サイトを参照のこと)にて行うことができ、月初めの最初の平日に3か月後の月の1か月分の枠が開放されるようになっている(開放日時は前後する可能性あり。公式サイトにて次月の開放日の案内がされるので参照してほしい)。

土日祝日など人気のある曜日は開放と同時に埋まることも珍しくないので、絶対に行きたいという方は早めに予定を組み、開放と同時に予約するなど尽力していただきたい。

予約できるコースは、通常の見学ツアー(1000円)、「シングルモルトウイスキー山崎誕生の物語」という特別コース(2000円)、山崎ウイスキー館(ショップ、試飲、展示)見学コース(無料)の3コースとなっている。

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通常のツアーは年末年始やメンテナンスによる休止期間を除き通年で開催されており、時間も朝から夕方まで5枠ずつ設定されている。無料コースも同じ日程で予約可能で、こちらは7枠となっている。一方、特別コースは土日祝日限定となっており、時間は13:00からの1枠のみとかなり制限されているので注意が必要だ。

予約さえ取れてしまえば、あとは蒸溜所に行くのみ。入口の受付で手続きを行い、見学ツアーは所定の場所にて待機、入場のみの場合はそのままショップや試飲コーナーへ向かおう。

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先述の通り、大阪または京都からのアクセスが非常に良好であるため、関西圏の観光のついでに立ち寄ることも容易。宿泊に関しても都市部周辺にホテルが点在しているので困ることはないだろう。ただ周辺に飲食店が無いことだけが唯一の欠点だろう。蒸溜所内にもレストランは無いので、どうしても現地で食事が必要な場合には駅近くのコンビニを利用するほかない。

尚、JR山崎駅前からはJRA京都競馬場への直通バスも運行中。蒸留所でウイスキーを飲んでから競馬場へ行くというオトナな(ジャンキーな)楽しみ方もできるということを付記しておこう。


[アクセス]
≪JR京都線≫
〇 大阪駅(京都・滋賀方面)→ 山崎駅
〇 京都駅(大阪・神戸方面)→ 山崎駅

≪阪急京都線≫
〇 梅田駅(京都河原町方面)→ 大山崎駅
〇 京都河原町駅(大阪梅田方面)→ 大山崎駅

最寄りの都市は大阪または京都。飛行機ならば関西空港または大阪空港から大阪駅へ移動し、そこからJR線で移動するのが一般的なルートになるだろう。大阪空港からの場合は大阪モノレールより阪急宝塚線へと乗り継いで、梅田方面途中の十三駅にて京都方面行きに乗り換えてもよい。

新幹線の場合には西方から来るなら新大阪駅、東方からならば京都駅でJR線にそれぞれ乗り換えればよい。JR線で大阪や新大阪から乗る場合は「快速」または「新快速」列車に乗り、高槻駅で普通列車に乗り換えると時間短縮ができる。京都からは快速列車からの乗り換えができないので、普通列車一択となる。

移動の際の注意として、JR京都線が比較的遅延が発生しやすい路線となっているので、時間に余裕をもって移動することをお勧めしておく。

次回:「蒸留所ツアーの楽しみ方」編

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