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☆GLENALLACHIE SINGLE CASK 2006
 CHICHIBU WHISK(E)Y MATSURI
 AGE 12 YEARS
 度数:59.4%
 樽種:BOURBON BARREL #111859
(状態) 開封直後/残量:80%程度/自宅保管

(テイスティング)
香り:
酸味の効いたリンゴジャム、乾いたオークの木材、アプリコット、ホワイトペッパー、クローブ。ハーブティーやジンジャー、バタークッキーのようなスイートもある。

味:
しっかりとフルーティな酸味や甘み。中盤からハーブ様の青っぽさを伴ってウッディ、しっかりと太いモルティ。終盤にかけてバターのようなファッティやビターなタンニン。フィニッシュにかけて強めの刺激とビター、青っぽさが残る。後味はドライ。

感想:
比較的わかりやすいバーボンカスク味と、酒質の強さ由来の線の太いモルト感がメイン。刺激は度数なりに強いが、飲みごたえと味わいの強さが感じられ好印象。やや値ごろ感には欠けるが、12年熟成としては優秀か。加水にも十分耐える。

評価: 4(美味しく感じる/ゆっくり楽しめるレベル)


コスパ:値段相応~やや悪い

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今年の秩父ウイスキー祭2020で限定販売されたグレンアラヒーのシングルカスクです。

個人的には購入時点であまり期待しておらず、別のボトルと抱き合わせで注文した程度の心づもりでした。加えて他の商品が軒並み応募多数の抽選販売になる中で通常販売される始末。個人的前評判はよくありませんでした。

そんな評価が覆ったのがつい先日。こんなご時世故外飲みできず、ひたすら家飲みを堪能している中で不意に思い出し開栓したのがきっかけでした。

一口飲んでびっくり。これはなかなかの代物だな、と。とんでもなく突き抜けた味わい、とまでは言いませんが、12年のカスク物としては十分な味わいでした。

味わいとしては、特に最近のバーボンカスク系によく感じられる香り(個人的にハーブやスパイス、フルーツの酸味と思っています)と線の太いモルティが全面に現れており、なかなかの好印象。

加水にも耐えうるボディを持っており、今後の瓶熟の具合によってはさらに開く可能性も感じられ、今後の期待値も十分。

いや、やはりボトルの評価はちゃんと飲んでからにすべきだな…と反省した次第です。


【グレンアラヒー蒸溜所】
1967年にマッキンレー・マクファーソンによって創業された蒸溜所で、スペイサイドでは比較的新しい蒸溜所。1985年にインヴァーゴードン、1989年にはペルノリカールと親会社を変えつつ、ブレンデッド用原酒供給源として操業を続けた。

その後、かのビリー・ウォーカーによって酒質の良さを見出され、買収。現在は独立系のメーカー(グレンアラヒー・コンソーシアム)の蒸溜所として稼働している。

ペルノリカール以前は、シングルモルトとして殆どリリースされていなかったが、現体制に移行してからは数多くのシングルモルトをボトリング、リリースしている。
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