〇 少々オーキーで、ビター感の強いマッ〇ラン
☆The Finest Speyside AGED 29 YEARS
Distilled in 1988
Distilleries Collection
SPEYSIDE BLENDED MALT
SCOTCH MALT SALES 40th ANNIVERSARY
度数:48.5°
樽種:SHERRY CASK
(状態) 開封後1年1ヶ月/残量:60%程度/自宅保管
(テイスティング)
香り:
ラムレーズン、渋皮付きピーナッツのようなナッティ、オークの香りと香ばしさが入り混じる。程良い熟成香とオレンジビター。奥にスイートなニュアンスも見え隠れする。
味:
序盤からややドライなオーキー、オレンジの皮のようなビター感と酸味。渋みからはビターチョコのようなニュアンスも。後半からはシェリーカスクらしいドライフルーツ、タンニン、プディングのようなコクとスイート。全般的にドライめな印象が強く、フィニッシュはビターでややエグみを感じるウッディが残る。若干硝煙的な硫黄臭。口当たりは比較的穏やかで、ボディはそこそこ太い印象。
感想:
近年的なシーズニングシェリーの定型的な味わい。やや硫黄臭が鼻に付くが難。しかし基本的な味わいや口当たりは決して悪くなく、やや太目なボディや味わいにマッカランらしさを多分に感じられる。加水するとビターとスイートのバランスが良くなる印象。
評価: 3(可も不可もなし)~ 4(ゆっくり楽しめるレベル)
コスパ:値段相応
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
スコッチモルト販売の40周年を記念してリリースされた一本。
ブレンデッドモルト(ティースプーンモルト)でメインのモルト原酒は蒸溜所非公開扱いですが、ラベルがモロにロールス・ロイスだったりして、隠す気ないじゃん!的なマッカラン。
2019~2020年現在に至るまで目立ってボトラーズリリースの多いマッカラン(殆ど蒸留所名非公開で発売されていますが…)。親会社であるエドリントングループの懐事情を思わず邪推してしまう今日この頃。一昨年中盤以降はグレンロセスやハイランドパーク等、所有する蒸溜所の原酒がボトラーズより数多くリリースされました。特に目立ったのがロセス。
「またロセスかよ!」との嘆きがようやく収まった昨今、今度は「またマッカランかよ!」の応酬。さらに隙間でハイパのリリースも地味に続く始末。
さらには、昨今リリースのマッカランの多くがバーボンカスク原酒であり、所謂一般的なマッカランに抱きがちなシェリーの味わいではないというのも、なんともな~という印象です。
さて本ボトルですが、そんなマイナスポイントを排したシェリーカスク表記。ブレンデッドモルトとはいえティースプーンモルトですから、ほぼほぼマッカランとみてOK。味わいも所謂シーズニングシェリーのマッカランであり、ちゃんと客のニーズに応えた仕様となっていました。価格的にも、当時既にボトラーズのスコッチウイスキー全般が高騰していた時期だったことを考慮してもギリギリ手を出せるライン。結果として優良なボトルだったかな~ぐらいの印象です。
開封当初はもっと全面的にオーキーで樽臭がキツく、ちょっと手を出し難い印象でしたが、1年経ってだいぶ落ち着いた様子。これから徐々に落ち着くのかな~とまだまだのんびり様子見できそうです。
☆The Finest Speyside AGED 29 YEARS
Distilled in 1988
Distilleries Collection
SPEYSIDE BLENDED MALT
SCOTCH MALT SALES 40th ANNIVERSARY
度数:48.5°
樽種:SHERRY CASK
(状態) 開封後1年1ヶ月/残量:60%程度/自宅保管
(テイスティング)
香り:
ラムレーズン、渋皮付きピーナッツのようなナッティ、オークの香りと香ばしさが入り混じる。程良い熟成香とオレンジビター。奥にスイートなニュアンスも見え隠れする。
味:
序盤からややドライなオーキー、オレンジの皮のようなビター感と酸味。渋みからはビターチョコのようなニュアンスも。後半からはシェリーカスクらしいドライフルーツ、タンニン、プディングのようなコクとスイート。全般的にドライめな印象が強く、フィニッシュはビターでややエグみを感じるウッディが残る。若干硝煙的な硫黄臭。口当たりは比較的穏やかで、ボディはそこそこ太い印象。
感想:
近年的なシーズニングシェリーの定型的な味わい。やや硫黄臭が鼻に付くが難。しかし基本的な味わいや口当たりは決して悪くなく、やや太目なボディや味わいにマッカランらしさを多分に感じられる。加水するとビターとスイートのバランスが良くなる印象。
評価: 3(可も不可もなし)~ 4(ゆっくり楽しめるレベル)
コスパ:値段相応
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スコッチモルト販売の40周年を記念してリリースされた一本。
ブレンデッドモルト(ティースプーンモルト)でメインのモルト原酒は蒸溜所非公開扱いですが、ラベルがモロにロールス・ロイスだったりして、隠す気ないじゃん!的なマッカラン。
2019~2020年現在に至るまで目立ってボトラーズリリースの多いマッカラン(殆ど蒸留所名非公開で発売されていますが…)。親会社であるエドリントングループの懐事情を思わず邪推してしまう今日この頃。一昨年中盤以降はグレンロセスやハイランドパーク等、所有する蒸溜所の原酒がボトラーズより数多くリリースされました。特に目立ったのがロセス。
「またロセスかよ!」との嘆きがようやく収まった昨今、今度は「またマッカランかよ!」の応酬。さらに隙間でハイパのリリースも地味に続く始末。
さらには、昨今リリースのマッカランの多くがバーボンカスク原酒であり、所謂一般的なマッカランに抱きがちなシェリーの味わいではないというのも、なんともな~という印象です。
さて本ボトルですが、そんなマイナスポイントを排したシェリーカスク表記。ブレンデッドモルトとはいえティースプーンモルトですから、ほぼほぼマッカランとみてOK。味わいも所謂シーズニングシェリーのマッカランであり、ちゃんと客のニーズに応えた仕様となっていました。価格的にも、当時既にボトラーズのスコッチウイスキー全般が高騰していた時期だったことを考慮してもギリギリ手を出せるライン。結果として優良なボトルだったかな~ぐらいの印象です。
開封当初はもっと全面的にオーキーで樽臭がキツく、ちょっと手を出し難い印象でしたが、1年経ってだいぶ落ち着いた様子。これから徐々に落ち着くのかな~とまだまだのんびり様子見できそうです。