2019年10月29日、サントリーよりエッセンス・オブ・サントリーウイスキー 第3弾が発売された。
情報元:サントリー(https://www.suntory.co.jp/whisky/essence/

今回発売されたのは2種類。両方ともブレンデッドウイスキーとなっている。

・ エッセンス・オブ・サントリーウイスキー ブレンデッドジャパニーズウイスキー(クリーンタイプ)

公式サイトによると
〇 鏡板に杉材を使用した「杉樽」で6年以上熟成した白州モルト原酒
〇 白州のホワイトオークで熟成したモルト原酒
〇 知多のクリーンタイプのグレーン原酒
を使用しているとのこと。

・ エッセンス・オブ・サントリーウイスキー ブレンデッドジャパニーズウイスキー(リッチタイプ)

こちらは
〇 ホワイトオークで12年以上熟成後、「杉樽」にて6年以上熟成した山崎のモルト原酒
〇 シェリー樽やミズナラ樽で18年以上熟成した山崎のモルト原酒
〇 18年以上熟成の知多のグレーン原酒
を使用。

どちらのタイプもアルコール度数は48度。容量は500ml。料飲店限定で販売される。

そして今回のテーマとなっているのが「杉樽熟成原酒」。かつてサントリーウイスキー「膳」、「座」に使われたことで有名な原酒だ。

以前使用された経歴のある樽材が目玉となっており、「膳」や「座」を知る者にとって目新しさに少々欠けるものの、つい先日マルスウイスキーサクラカスクフィニッシュ(https://www.hombo.co.jp/item/whisky_brandy/marswhisky_sakura_cask_finish/)が発売され、他社でも栗の木などこれまでにない木材の樽が熟成に使用され始めているご時世に十分マッチしたリリースといえる。

さて、「膳」、「座」では賛否分かれた杉樽原酒。さて巷の評価や如何に。