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☆BALBLAIR 1997 (OB)
 HIGHLAND WHISKY FESTIVAL EXCLUSIVE
 FILLED ON “1st may 2019”
 度数:56.7%
(状態) 開封直後/残量:90%程度/自宅保管

(テイスティング)
香り:
ツンとするエステリー、バナナ、メロン。香ばしい穀物感、ややビターなウッディ、ナッツ入りのミルクチョコ、ミントとミルクのキャンディ、若々しい雰囲気とフルーツのスイート感が混在。

味:
最初に押し出しの強いウッディとエステリー。僅かに石鹸のようなニュアンス。中盤からオイリーでクリーミー。オレンジソース、アーモンドクリーム、ホワイトペッパー。少々青みも感じられる。フィニッシュは意外と穏やかで、焙煎したような香ばしいモルト、クリームのフレーバーが残る。全体的にリッチでスパイシー、かつドライ。飲み進めると洋梨や白ブドウのようなニュアンスも現れる。

感想:
香りではエステリーが前面に出る印象だが、味わいとしては結構ファッティでスパイシー。骨太な印象だが相当ドライで、まだまだ開いていないと思われる印象。ドライだが決してライトではない。骨太で、近年のバルブレアの中でもなかなか飲みごたえのある1本。

評価:4(美味しく感じる/ゆっくり楽しめるレベル)

コスパ:値段相応

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バルブレアが、スコットランド本土・ハイランドエリアで開催される「ハイランド・ウィスキー・フェスティバル」向けに限定発売したボトル。

カスクタイプは未記載ですが、味わいから予想するにバーボンカスクでしょう(※海外記事にて“Ex-Bourbon Cask”表記あり。2020.08.12追記)。香りはややエステリーの押し出しが強め。遅れてナッツやクリーム系のソフトな甘い香りが前面に感じられました。一方で味わいはファッティ&ドライ。フルーツの要素も見え隠れしますが、まだまだ開栓直後ということもあってか、固い印象でした。何気にうっすらとフローラルなニュアンスも見え隠れ。放置でどれだけ開いてくるか、期待です。

バルブレアは比較的マイナーな部類のシングルモルトながら、しっかりとしたボディと分厚いモルト感が好印象なウイスキーです。アライド社所有時代にはバランタインの主要な原酒供給元として知られており、シングルモルトでの発売は極めて限定的でした。

シングルモルトとしてのリリースが活発化したのは現在のインバーハウス傘下になってから。当初はノンエイジと16年等数種の年数表記物で発売されていたようですが、2007年からはシングルヴィンテージ品のみを定番商品としてリリースするという異例のラインナップを見せました。しかし、世界的なウイスキーブームの中で原酒量が厳しくなってきたようで、2018年にはシングルヴィンテージでのリリースを終了。12年~25年の年数表記物に置き換えられてしまいました。

このボトルはシングルヴィンテージシリーズの終売後に登場したもの。

過去のシングルヴィンテージシリーズは物により差はあるものの、加水品ながら概ね厚みのある味わいと線の太さが個人的に好みで、かなり愛飲したシリーズでした。が、新ラインナップへの切り替わりで味わいが若くてライトな方向にシフト。加えて全体的な価格の上方修正によりコストパフォーマンスが合わなくなったために敬遠。以降しばらく疎遠になっていた次第です。

そんな中で故あって手元に来たこのボトルは、かつてのシングルヴィンテージの品々を彷彿とさせてくれるような厚みとナッティな甘い香りが好印象な一本でした。

やっぱちゃんといい原酒も持ってるんですねぇ。そして出るところには出ると。

バルブレアは最近ボトラーズでのリリースがとんとご無沙汰で、ちょっと寂しかったところ。こういうリリースは本当に有難く、そして次のリリースが待ち遠しいです。