CIMG0360
☆Single Malt 駒ヶ岳 Yakushima Aging 
 Bottled in 2020

 度数:53%
(状態) 開封直後/残量:90%程度/自宅

(テイスティング)
香り:
すだちの皮、スポンジケーキのような甘さを伴う香ばしさ、清涼感を伴うハーブオイル、ウッディ、オレンジピール、仄かにスモーキー。

味:
序盤はバニラ・バナナ等を思わせるしっかりとした甘みと、ドライなウッディ。中盤からは青みと酸味を伴う柑橘が加わる。終盤にかけて穀物様の香ばしさ、オイリー、灰汁っぽさとスモーキーさを感じる。アルコールの刺激はやや強め。フィニッシュはビターでドライ。さっぱりとした印象。

感想:
全体的にシンプル。特に余韻はかなりあっさりしている。また、若く荒っぽい部分も相当に感じられたが、その中にも屋久島エイジングらしい青っぽい柑橘、バーボンカスク由来らしいフレーバーをしっかり感じることができる。加水にもそれなりに耐える印象。

評価: 
2(飲めないことはないレベル)~ 3(可も不可もなし)

コスパ:やや悪い

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マルスウイスキー(本坊酒造)より年に1回のペースでリリースされている、シングルモルト駒ヶ岳・屋久島エージングシリーズ。このボトルは先日発売となったシリーズ第3弾です。

屋久島エージングは、マルス信州蒸溜所で造られた原酒を、遠く屋久島の専用熟成庫(エージングセラー)まで運んで熟成させた原酒で構成されているシリーズで、第1弾がバーボンカスク、第2弾がシェリーカスクをそれぞれ主体としたバッティングでした。

今回は再びバーボンカスク原酒、それもノンピートのものが主体だそう。しかしながら、スパイス的にピートタイプ原酒もある程度加えられているようで、全体を纏める良いアクセントとして感じられました。

一方で、やはり酒齢が若いことから荒々しさはかなり残っている印象。まだまだ道半ばといった印象です。

とはいえ、屋久島エージングセラーは2016年に建設されたばかり。ここで眠る原酒がその真価を発揮するのは、まだもう少し先のことでしょう。

尚、屋久島では信州原酒の他に津貫蒸溜所の原酒も熟成中。こちらのボトリングも待たれるところです。